30周年を迎えたフランス最大の音楽フェス。

投稿日時 : 2022/07/14 17:30

「この夏の始まり、ブルターニュ地方のフェスの人出は?」
地方紙Le Télégramme紙のウェブサイトより。

本日は、日本ではなぜか「パリ祭」と言われる休日、le 14 juillet。ウクライナ戦争のあるなか、シャンゼリゼ通りでは東欧諸国がトップで参加しての軍事パレードが行われるという。そして、マクロン大統領は、これまでは一方的なテレビ演説だったが、今年はインタビュー形式をとるという。

そして、そんなパリとは別に、すでに地方にバカンスに出かけている国民も多いが、ブルターニュ地方では、今年30周年を迎える音楽フェスが今日から4日間開催される。Festival des Vieilles Charruesと呼ばれるこの音楽フェスは、コロナ前の2019年には四日間でのべ30万人が訪れたというフランスで一番大きな音楽フェスだ。

2020年はコロナ禍で中止になり、2021年は入場制限が一日5000人で10日間行われたが、今年は完全な形で、30周年を迎えることになった。一応人数制限は、一日70000人だという。

パンデミックは第7波になっているが、いまのところは行動制限はなく、開催者や出演者、そして観客も思いっきり楽しむだろう。水を差すものがあるとすれば、天気くらいだろうか。

この週末、フランスでは熱波が来ると予想されており、ブルターニュ地方でも最高気温が34度と予想されている。また会期中には文化担当大臣も訪問を予定しているという。