フランス人はU2が好き。

投稿日時 : 2020/10/26 18:00

「サミュエル・パティ:感動的な国葬の後、U2は謙虚に追悼」
週刊誌Closerのサイトより。

「サミュエル・パティ追悼:入棺の際の家族の感動的な決断」
週刊誌Closerのサイトより。

中学校教師が殺害されたテロ事件は日本でも比較的大きく取り上げられたが、その国葬はあまりとりあげられなかった。フランスではもちろん、大統領も参加し、フランスの教育の象徴であるソルボンヌ大学、日本人も語学留学で良く通っているあのソルボンヌ大学の校内で行われた国葬は、生中継もあり、大きくとりあげられた。

そこで感動的だったのが、サミュエル・パティ先生が好きだったといい、家族が選んだ曲で、棺の入場とともに流された曲、U2の「One」だった。

さびの部分:
One love, one blood
One life, you got to do what you should
One life with each other Sisters, brothers
One life, but we’re not the same
We get to carry each other, carry each other
One One
一つの愛、一つの血(生命・民族)一つの人生、やるべきことをやるんだお互いの為の、一つの命姉妹、兄弟
一つの人生、だけど俺達は同じじゃない支え合わなくちゃダメなんだ、支え合って一つになる
一つに

「サミュエル・パティ追悼:入棺の際の家族の感動的な決断」
週刊誌Closerのサイトより。

引用されたマクロン大統領の投稿はもちろんフランス語だが、英語とアラビア語の訳もつけ、普遍的なメッセージを送っている。

U2のインスタの投稿

もともと、U2は、フランスでは人気で、90年代からはもちろん、いまも世代を超えて人気のグループだ。先週の国葬から、この曲がヒット曲になっているという。

U2もしばらくはリアクションを出していなかったが、公式インスタグラムでマクロン大統領の投稿にいいねをするかたちで、リアクションをとった。そしてそれをフランスのメディアも取り上げている。