これも値上げ

投稿日時 : 2021/10/25 17:30

「パリ五輪2024:画期的な開会式の警備が物議」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

日本では終わった途端にほとんど話題になっていないようなオリンピック。次のオリンピックを迎えるフランスでは、本日、内務省で2024年のパリ五輪の警備に関する初めての会合が開かれる。

会期中の警備体制で、特にセーヌ川で開催されることになっている開会式の警備はかなりのものだといわれる。完全に屋外での開催となり、地上だけではく、空中や水中や地下も含めたテロ対策はもちろん、サイバー攻撃の対策も必要だ。当然パンデミックも収束しているだろうものの、感染症対策も考慮した人流の動きも考え、パリ市内の宿泊施設の状況、開催機関のフランス全土の警備体制の準備などなど、課題は多いという。

いずれも次期大統領選の候補である、現大統領も現パリ市長も、セーヌ川での開会式には意欲的で一致しているが、警備に伴う費用はもちろん、この規模の警備人員の移動や宿泊、食事などをどのように取り仕切るかも問題にされるという。

ちなみに、パリ五輪も、候補時には1億8千ユーロだった警備・安全関係予算が、すでに3億ユーロ近くになっているという。