外務省もストライキをするフランス

投稿日時 : 2022/06/03 17:30

「証言:“身を滅ぼすのはいやだ”外務、従順だと評判の官庁でも怒り」
Libération紙のウェブサイトより。

昨日は、エリザベス女王の即位70年のニュースは日本でもフランスでも大きく報じられていたが、同じ日にフランスであったのが、ほぼ20年ぶりだという外務省でのストライキだ。

これはマクロン大統領が進める高級官僚の改革の一環で、外務省では2つの部門が削減されることに反対してのストライキだった。外務省はストライキに参加した職員などの数は公開していないが、SNSなどでは海外の外交官や大使なども支援の発言をしている。

職員たちの言い分は、職業として、プロフェッショナルとしての外交官の仕事が認められておらず、マクロン大統領が提案する改革では、外交官の仕事がただの事務職のようになってしまうという。