あと10日。

投稿日時 : 2022/06/02 17:30

「弊誌のコンパイラーでみる議会選挙2022の世論調査」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

カンヌ映画祭が終わり、ローランギャロス国際テニス大会も終盤を迎え、そろそろバカロレア(大学入学資格試験)も始まる時期で、いよいよ夏のバカンスまでカウントダウンが始まり、フランス人がそわそわするころだ。

議会選挙もあっという間にあと10日で第一回投票。各メディアなどでは投票予想や世論調査が行われている。新政府のスキャンダルめいた話題や先週末のスタッド・ド・フランスでの騒ぎなどでもそれほど新政権にはダメージはなく、淡々と投票日が近づいている。

4月末、結成当初は話題になっていた左派連合、Nupesだが、ここへ来て勢いが堕ちており、一部の世論調査では与党勢力が巻き返しているという結果もある。極右勢力は永遠の三位で低迷している感じだが、あと10日、そして場合によってはその後の決選投票でさらにどうなるかはまだわからない。

NUPESもさらに巻き返す可能性がないわけではなく、極左政党、「不服従のフランス」党のメランション氏も、ひょっとしたら首相になる可能性が(まだ)あるという。