平均年齢。日本60歳以上。フランス51.5歳。

投稿日時 : 2020/07/09 18:30

「年齢、パリテ、政治経験…。ジャン・カステックス内閣を知る9の指標」
国営ラジオ局France Infoのサイトより。

新しい内閣は現在(さらに担当大臣が増える可能性もある)、31名。どのような人物からなっているか、国営ニュース専門ラジオ局がウェブサイトでまとめをしている。

平均年齢:51.5歳。女性が多く、内閣での経験は平均2年数ヶ月。前職は主に議員。これが平均的なプロフィールだという。

最高齢:ロズリーヌ・バシュロ文化大臣、73歳。(ちなみに65歳以上は4人)

最年少:ガブリエル・アタル報道官、31歳。(ちなみに30代は、7人。内務大臣は37歳)

最も政治経験が長い:ジャンイヴ・ルドリアン外務大臣。1991年にミッテラン大統領政権からの経験者だ。

女性比率:第一次内閣では男女比は20-17だったが、この第二次内閣では15-17と女性が若干多くなっている。

日本の内閣とは、仕組みも位置づけも違うので、単純にこの内閣の若さや女性が多いことを強調してもしょうがないが、国の政治のトップの顔ぶれは全く違う。それぞれの国でこうしたトップが政策にどのくらいの影響力があるかも違うが、フランスの場合、大臣によってはかなりトップダウンだったり、最前線で政策を進める役目を果たすことになる。

いずれも一応実行力がありそうな大臣といえるだろう。(それでもフランスのメディアなどではいろいろとあら探しや、過去の発言との整合性のチェックなどが始まっている。)