もういくつ寝ると。。。

投稿日時 : 2023/11/30 17:30

いよいよ12月を迎え、フランスのメディアが取り上げるのは、ノエル（クリスマス）関連の話題で、特に、納まる気配がないインフレの影響で、どのくらい高くつくのかといった記事が目につく。

日本でもようやく少し取り上げられ始めたアニマルウェルフェアの観点からも、環境問題などの理由からも、近年問題視されているフォアグラは、クリスマスシーズンの代表的な食料品で、このシーズンに年間の7-8割の消費が集中し、最近は代替品もあるものの、やはり、フォアグラ、そしてシャンパンは、このシーズンには欠かせない。

だが、フォアグラもシャンペンも、今年は値上げされ、スモークサーモンも同様、チョコレートやビュッシュ（クリスマスケーキ）も同様だ。

ただし、日本のお正月と同様、あるいはそれ以上に、伝統的に華やかにというまではなくとも、これまで通りに暖かい雰囲気で、家族や親しい友人たちとの食事にはそこまでケチケチすることはないようだという調査もある。

食事だけではなく、クリスマスプレゼントや、パーティー用の洋服、離れた家族のところに行くための交通費など、出費がかさむが、この期間に平均で600ユーロ程度使うという調査もある。一方で、別の調査では、フランス人の3人に１人は、クリスマスプレゼントの購入を諦めなければならないと考えているという。