家がない子どもたち

投稿日時 : 2023/10/18 17:30

「貧困:家がない子どもの数が上昇と、アソシエーションが警鐘」
Le Figaro紙のウェブサイトより。

昨日、フランスの子ども・家庭保護関連アソシエーションなどが発表したところによると、家がなく、路上で生活する子どもの数が急激に増えているという。

政府はすでに203000床の避難場所を確保しているというが、1万床は不足しているという。調査によると、10月2日の夜、救急避難用のコールセンターにあった電話のぬち、2822人の子どもたち(そのうち686人は3歳以下)に宿泊場所が提供できなかったといい、先月にくらべて42%の上昇だという。

アソシエーション連合は、緊急の宿泊施設ももちろんだが、長期的な住居の提供も必要で、住居がないこどもには精神面での健康も心配されるという。

日本ではほとんど大きくは報じられないガザ地区の子どもたちの悲惨な状況もフランスでは、厳しい現実として報じられているように、フランス国内の子どもたちの状況もまた、程度は違えど、その深刻さが報じられている。