フランスでは今月末から子どもにも衛生パス

投稿日時 : 2021/09/09 17:30

「未成年の衛生パスは、12歳2ヶ月から義務」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

現在フランスで運用中の衛生パス。今月30日からは12歳以上の未成年にも義務化されることになっていた。これは子どもたちへのワクチン接種が始まったタイミングが遅かったため、大人は夏の初めから衛生パスの提示が義務化されていたが、子どもへのワクチン接種も進んできたことから、9月末からの適用となった。

ただし、12歳になったばかりの子どものことを考慮し、厳密には12歳2ヶ月以上が衛生パスの提示が義務となる。

12歳ちょうどからとすると、衛生パスの条件となる二回のワクチン接種を12歳ちょうどで終えているには、11歳のときからワクチン接種をしなければならないが、現在、フランスでは12歳以下はワクチン接種は認められていない。そこで12歳になったばかりの子どもがワクチンを打ち始め、抗体ができるとされる期間を考慮した12歳2ヶ月という基準となった。

ちなみに、フランスでは12-17歳の子どもでも7割近くが一回目のワクチン接種を終えている。