パリ市 vs 民泊

投稿日時 : 2019/02/12 18:00

lemonde.frより。「Airbnb:パリ市が要求した1200万ユーロの裏には、ヨーロッパ司法での闘い」

昨日、2月11日のLe Monde紙は、日曜日にパリ市長がLe Journal du dimanche紙上で発表したAirbnbに対する罰金の要求についてまとめた。

パリ市によると、2017年12月から義務となっている貸主の登録番号制の表示義務違反で、新しい法律によって(2018年11月のLoi ELAN)、所有者だけではなく、プラットフォームを提供する会社も罰せされることになっている。

Airbnbに掲載されている65000件のパリ市の物件のうち、1010件に登録番号が明記されていなかった(パリ市調査)。一件あたり、12500ユーロの罰金で、合計1200万ユーロ相当の要求となる。

これに対し、Airbnbは、他の会社も属する団体「European Holiday Home Association」とともに、パリ市独自の規則は厳しく、ヨーロッパでの取り決めに反しているとして、ヨーロッパレベルでのロビー活動をする、とLe Monde紙は伝えている。