本日からパリでもマスク着用が義務(つまり違反は罰金)

投稿日時 : 2020/08/28 18:00

「パリのコロナウイルス:パリ市は、公道でのテラスの拡張を2021年6月まで延長」
20 Minutes紙のサイトより。

フランスではついにパリ市でも全域で、マスクの着用が本日から義務となった。日本では一日の感染者数が1000人が一つの基準のようだが、フランスは3000人が一つの基準だったのが、最近ではそれが、5000、6000となり、危機感を強めている。昨日の首相の会見でも、感染者数だけではなく、陽性率や、医療体制などの数字も使い、状況を具体的かつ客観的に説明したうえで、気を緩める時ではないとした。

かえって、パリ市は、すでに5月に発表していた、バーやレストランが公道に設置するテラスの拡張を来年の6月まで認めると発表した。つまり、しばらくは、パリでは、マスクをして、テラスに人が集まるという、日本で言うところのまさに「ウィズコロナ」の風景が見られるようになる。

すでにこのパリ市全域(もちろん他の都市ではすでに始まっている都市もあり、これから検討しているところもある)でのマスク着用義務は、物議をかもしている。いまさらもう遅いとか、これだけでは足りないとか。もちろん、マスクは意味がない、個人の自由の侵害だとか。

そんななか、日本の夏の風物詩が高校野球のように、フランスの夏の風物詩である自転車レース、ツールドフランスが今年は2ヵ月近く延期されて、明日から始まる。