裏返った標識
投稿日時 : 2023/11/21 17:30
先週末からフランスで話題になっているのが、地名の標識が逆さにされているというもの。去年も、何度かいたずらのように行われていたが、先日はフランス南部の自治体で、タルンで農業従事者が、政府の方針に反対して、デモやストライキではなく、標識を裏返すという手法をとった。
そして先週末は、大西洋岸のフィニステールで、同じように若い農業従事者が同じ手法で、政府に対しての不満・反対を表した。ちょうど農業大臣が訪問しているタイミングだったこともあり、また先日からの嵐(tempête)の浸水被害もあったために、通常はトラクターなどを集めて行動を練り歩くデモ行進ではなく、浸水被害者などにも迷惑をかけることがないこの方法をとったという。
フランスの農業従事者は、ヨーロッパ基準や昨今のエコロジー政策によって、フランス政府からは、フランス国内の農業には即していない(農業従事者側からみると)規制や条件を与えられていたり、税制などの控除や補助もなくされたりと、フランス政府にはフランスの農業を守るために動いて欲しいという。
裏返った標識
投稿日時 : 2023/11/21 17:30
先週末からフランスで話題になっているのが、地名の標識が逆さにされているというもの。去年も、何度かいたずらのように行われていたが、先日はフランス南部の自治体で、タルンで農業従事者が、政府の方針に反対して、デモやストライキではなく、標識を裏返すという手法をとった。
そして先週末は、大西洋岸のフィニステールで、同じように若い農業従事者が同じ手法で、政府に対しての不満・反対を表した。ちょうど農業大臣が訪問しているタイミングだったこともあり、また先日からの嵐(tempête)の浸水被害もあったために、通常はトラクターなどを集めて行動を練り歩くデモ行進ではなく、浸水被害者などにも迷惑をかけることがないこの方法をとったという。
フランスの農業従事者は、ヨーロッパ基準や昨今のエコロジー政策によって、フランス政府からは、フランス国内の農業には即していない(農業従事者側からみると)規制や条件を与えられていたり、税制などの控除や補助もなくされたりと、フランス政府にはフランスの農業を守るために動いて欲しいという。