たかがサッカー、されどサッカー。

投稿日時 : 2022/12/05 17:30

「サッカー:2022ワールドカップ:フランス人はカタール大会をボイコットしていないことは視聴率が証明」
地方紙Le Télégrammeのウェブサイトより。

サッカーのワールドカップ。フランスでは、開催前は多くの自治体がパブリックビューイングを「自粛」したり、国民の中でもカタール大会は見ないと宣言していた人も多かった。

しかし、フランスが勝ち進んでいるだけではなく、まさに「王者の威厳」で、華々しいプレイもあり、フランス人はかなりワールドカップを見ているという。それは視聴率にはっきりと表れており、2018年のロシア大会とほぼ同様だという。

日本も、日本チームの勝利に歓喜して盛り上がっているが、フランスでも、もともと優勝候補であったし、サッカー自体の人気も大きいが、それでも、新年度にはいってからの厳しいニュースが続く中、フランスチームの快挙が続いていることは、フランス国民の支えになっており、年末にむけての経済効果もあるのではというコメントも見られ始めている。

クリスマスシーズンに向かって、フランスでは国鉄のストライキなど、大きな社会運動が危惧されているが、フランスチームがもし優勝したら多少は緩和されるかも知れないし、逆に途中で負けてしまったら反対の影響もあるかもしれない。