いよいよ鉄道でも大規模ストライキの恐れ

投稿日時 : 2022/12/06 17:30

「フランス鉄道:高リスクの交渉の週、クリスマスシーズンにストの恐れ」
20 Minutes紙のウェブサイトより。

先週末、フランスの鉄道では多くの鉄道検査官がストライキをして、6割近くのTGV(日本の新幹線)が運休したばかりだが、明日の水曜日も、鉄道系のほとんどの組合がストライキを呼びかけている。

これは、年に一度、義務として行われている組合と経営側の話し合いが始まる日で、来年の賃金要求などが話し合われる。フランス鉄道は年末にかけて、2022年の報告をすることになっており、かなりの黒字があるとされている。

そして、働き手のほうは物価高や労働環境の改善、そして経営側は電気料金の値上げなどを考慮して話し合いが行われるという。

やはりクリスマス前のフランスはストライキがあるようだ。ちなみに、昨年もストライキが予定されていたが、ギリギリになって、クリスマス前の週末には運転手や検査官に臨時ボーナスが支給されたことで回避された。