夏の間に

投稿日時 : 2019/08/06 18:45

Le Parisien紙のサイトより。「鉛汚染:“ノートル・ダムは完全に覆わなければならない”」

8月5日(月)、パリ市は、記者会見で、かねてより懸念されていたノートル・ダムの火災による鉛汚染の対策方針を発表した。9月の新学期までに完全に汚染対策を講じるという。

特に近隣の小学校や幼稚園で、基準値よりも高い数値が出た場所などでは、校庭を完全にリノベーションするなどの対応をする。また復興工事に携わる人たちや近隣住民の健康チェックも随時行う。

一方、このノートル・ダムの火災による鉛汚染の影響に関して、民間のアソシエーション「Robin des bois(ロビン・フッド)」は、被疑者不詳の告訴(plainte contre X)を提出し、対策の遅さと不透明性を糾弾。他の組合やアソシエーションでもノートル・ダムの完全隔離を要求するなどしている。