色で注意

投稿日時 : 2019/08/07 18:00

Météo Franceのサイトより。本日の注意報。

日本でも台風の接近や、局所的な豪雨などで、注意報・警報が発動されるが、フランスもこの時期は雷雨(Orage)の注意報が出されることが多い。

日本では、注意報、警報、特別警報とあり、さらに最近では、地震や津波になると、「50年に一度の」とか、「すぐに身を守る…」などといった定型句での避難勧告、避難指示などの用語があるが、フランスでは今のところ(先日の猛暑【Canicule】のように)、注意喚起はわかりやすく単純だ。(そして津波や地震の避難勧告、避難指示などはない)

メテオ・フランスでは、現在、気象情報(雷雨、猛暑、大雪など)の注意レベルを4つとしている。

1:緑色 とくに注意の必要はなし。Pas de vigilance particulière.
2:黄色 注意すべき。Soyez attentif.
3:オレンジ色 かなり警戒すべき。Soyez très vigilant.
4:赤色 絶対的な警戒が不可欠。Une vigilance absolue s’impose.

これでとりあえずは問題ないようだが、場合によっては、赤の上に、最高レベルの黒が使われることもある。ただし、公式には黒色はまだ採用されていないが、フランスの道路交通情報局(Bison Futé)が道路の混雑状況を緑・オレンジ・赤・黒で表しているように、例えば、前回の猛暑で40℃を越えたところは、黒と表現したところもあったり、洪水や大雪警報で、黒色に匹敵すると報じるメディアもあったりする。