フランスのワクチン未接種者たち

投稿日時 : 2021/12/13 17:30

「ワクチン未接種者、高齢者…。重症患者のパターンとは?」
一般情報誌L’Expressのウェブサイトより。

日本では、ワクチン接種率の高さのためか、「自主的に」マスク着用を続けるなどの国民性からか、感染症の拡大はまだ抑えられているが、フランスではまだ収まる気配が見られない。

そこで、フランスで取り上げられ始めているのが、医療体制の逼迫具合で、その原因として、ワクチンを売っていない人たちが重症になっているという話しだ。他の国民の事を考えずに、自分勝手な主義主張でワクチンを打たない人たちが重症化して、みんなのための病院の状況を悪化させている。医療関係者やメディアでは、このような見解がみられるようになってきた。

実際に、統計でも、重症患者の多くは、ワクチン未接種あるいは不完全で、それは全ての年齢層に見られるという。もちろん、ワクチンを二回、さらには追加接種を受けた人でも感染している人はいるものの、重症化するのはワクチン接種が完全に終わっていない、そして、二回のワクチン接種から時間が経っている人だという。

今年のクリスマスは、なんとか昨年のような夜間外出制限がちらつく状況にはならないようだが、完全には安心できないようだ。