静かな年末

投稿日時 : 2020/12/11 18:00

「会見で、ジャン・カステックス(首相)はノエル(クリスマス)には手をかけなかったが、
その他には厳しかった」
仏版ハフポストのサイトより。

昨夕、待たれていた首相からの発表。感染者数はマクロン大統領が設定していた一日の新規感染者5千人という基準は到達されないとされるにもかかわらず、予告通り、かたちとしては12月15日で二回目のコンフィヌモンは終了する。

ただし。

コンフィヌモン以降始まるのは、夜間外出制限。以前は21時から翌朝6時だったのが、15日からは、20時からとなる。

さらに、ノエル(クリスマス)は、当初の予定通りに夜間も外出は自由だが、31日については、外出制限を発動。これは家族が集まるノエルと違って、31日は友だちなどと集まる大きなパーティーがあったりするからだ。

さらに、映画館や劇場は15日以降も営業はできず、さらに3週間は閉鎖が続くことになった。ただし、1月7日という日付も今後の感染状況ではさらに延長の可能性もある。外食産業やクラブなどについても1月20日から営業再開とされているが、これも状況次第だ。

首相と一緒に会見に臨んだ内務大臣はさらに、警察による取り締まりも強化し、不当な外出や違法パーティーの取り締まりに力をいれるという。

フランスの年末年始は基本的な静かなものになりそうだ。