女子の出番

投稿日時 : 2019/06/04 18:00

国営ラジオ局RFIのサイトより。
「2019ワールドカップ:女子サッカーの歴史の転換点?」

ローランギャロスのテニスではすでにフランス人選手は全て敗退し、フランス人に人気のナダルは錦織と対戦。今年は、7月のツールドフランスまでに、今週末から女子サッカーのワールドカップがフランスで開催される。

各メディアでは、このフランス開催の女子サッカーのワールドカップを取り上げ始めている。

フランスで開催ということもあるが、1991年から始まって、今回で8回目の女子サッカーのワールドカップ。日本では2011年の日本女子代表が優勝した時に大きく取り上げられたが、それ以降は成績とも比例して停滞気味。それでも世界では着実に女子サッカーの人気ものび、選手の数もふえ、バチカンもチームを作るくらいだという。

国際サッカー連盟(FIFA)も2026年までに6千万人の女子選手の登録を目指し、今回のワールドカップの視聴者数の目標を10億人としている。(前回、2015年のアメリカ大会では2500万人の視聴者)

関係者によると、選手のレベルも確実に上がっているだけではなく、観客も増えているという。すでに決勝と準決勝は満席で、テレビ放映も、フランスではTF1が男子サッカーなみの万全の体制で臨むという。これは視聴者を見込める、つまり、広告も付く、ということで、さらに現状では、女子サッカーの放映権は男子よりも格段に安いので、相当な設備や体制を駆使しても、充分に割がよいという。

あとはフランス女子代表の活躍次第だ。