バテ気味?

投稿日時 : 2019/06/03 18:30

L’Express誌のサイトより。「エリック・ドゥルエによると、ジレ・ジョーヌの運動は、“全く収拾が付かなく”なっている」

ヨーロッパ議会選挙の後の最初の土曜日、6月1日は、29週目のジレ・ジョーヌのデモの日だった。

内務省の発表によると、フランス全土で、12500人(パリは2100人)と、参加者数は減少するばかりだ。(5月18日は15500人)

当然、メディアでの扱いも小さく、人数が少ない分、目立った事件も起こらず(大きく報道されず)。

夏のバカンスが見えてきた6月、暑さもあり、長期に及んでいることもあり、また、当初から参加している上記のエリック・ドゥルエによると、最近のデモは、テーマが決められていたり、他の団体の参加などもあり(例えば、先週のリヨンでは、医療関係者との共同のデモだった)、本来のジレ・ジョーヌの運動とは違う方向にいっているという。以前のゲリラ的な活動から、きちんと届け出をしたデモになっていたりすることもある。そしてこの当初から活発でメディアでもよく出ていた彼自身も、数ヶ月前には、家族への脅迫などをうけたりして、「疲れた」と身をひいていたこともあった。

それでも、インタビューされたジレ・ジョーヌの運動の参加者は、「夏には少しおとなしくなるだろうけど、9月にはまた同じように再開するさ」と語る者もいる。

ローランギャロスも後半戦、もうすぐバカロレアも始まり(6月17日〜)、学校も年度末。あっという間に7月のバカンス。9月までは大きな動きもなくいくのだろうか。