若者に向かい合うフランスの大統領

投稿日時 : 2021/05/24 17:30

「マクロンは若者を魅了し続ける」
地方紙 Le Télégrammeのサイトより。
写真は、先週水曜日、未成年が室内でスポーツをするのも可能になったのを視察に来たときのもの。

あえて、日本に置き換えると、管首相が、ヒカキンとふわちゃんの企画にこたえて、二人を首相官邸に呼んで、二人が企画したYouTube番組に出演したということだ。

日本では全く考えられないが、そこはフランス、43歳のフランスの大統領、エマニュエル・マクロン。

昨日、日曜日に、YouTubeで公開されたのは、フランスで人気ユーチューバーのMac FlyとCarlito(マックフライとカルリート)のYoutube番組だ。今年の始めに大統領が約束したとおり、大統領府、エリゼ宮に二人を呼んで撮影を許可し、自らも、お互いのエピソードトークのウソ・ホントをあてるというゲームに参加した。

すでにこの投稿をした時点で800万回再生を超え、ライクも100万を超えそうだ。
日本語でも、「フランス共和国大統領との逸話コンテスト」というタイトルが表示されるようになっている。

先週は、デコンフィヌモン(ロックダウン解除)が始まったフランスで、若者にたいして、「カルチャーパス」の配布を始めたことも話題になった。これは昨年から一部で試験運用もしていたもので、18歳になった国民に、専用アプリで、300ユーロを文化関連のチケットや商品を買うのに使えるという仕組みだ。映画やコンサート、演劇などのチケットの予約や、本やCDやDVDを買うのはもちろん、ダンスや歌のレッスンやストリーミングへの登録も可能だという。これは18歳になったお祝いのようなもので、18歳の誕生日から24ヵ月有効だという。来年以降は、対象を拡げたり、金額なども調整するというが、こうした若者への取り組みと、文化活動の活性化を繋げた政策はフランスならではだろうか。

特に高齢化社会の高齢首相による高齢者のための対応ばかりが目につく国からみれば、世界の首長でも若い方のフランスの大統領は、取り巻きの大臣も若い世代が多く、政策なども若い世代に向けたものが多く見える。