開通式。

投稿日時 : 2022/09/13 17:30

「地下鉄:4番線が自動化」
20 Minutes紙のウェブサイトより。

月曜日にパリで開通式が行われたのは、地下鉄4番線の自動運転化だ。実に6年かかった大がかりな工事で、完全に終わるのは2023年で、全ての車両が完全に自動運転となる。

4番線といえば、パリの南から北まで中心部を巡る線で、パリの地下鉄でも2番目に乗車客が多いという。すでに全自動化されている14番線、1番線について3番目の路線となる。

この全自動化で、すでにかなりの乗車率の4番線は、さらにキャパシティが二割増しになるという。

新年度が始まったフランスでは、そろそろ社会運動がどこで爆発するか、発火するか、溢れるかといわれている。マクロン大統領も、いよいよ、前期から取り組むはずだったが道半ばになっていた年金改革にも手をつけるとされており、これも新たな火種となる可能性もある。パリ地下鉄公団も、ストライキなどの社会運動の常連だが、自動化された路線はストライキの影響もほぼ受けないとされるが、この秋から冬にかけては、どの業種や分野から導火線になり、どのような社会運動がおこるだろうか。