パリの闇ウーバー

投稿日時 : 2022/09/12 17:30

「パリの“ウーバー・コーク”だった:宅配のコカインのディーラー、“矢のようなベン”が止められた」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

先週の後半、フランスのメディアで話題になっていたのは、パリで活動していた27歳のコカイン密売人の逮捕のニュースだ。

麻薬取締警察が数ヶ月に及ぶ追跡・調査の末、お縄となったという。彼は、SNSと暗号化されたDMを使って顧客と連絡をとり、フードデリバリーサービス、Deliverooの配達員を装って、堂々とパリの街中をコカインを積んで移動していたという。

効率的に顧客のところを回るためにルートを決めており、現在の調査段階ですでに150-200の固定客がいたという。また、自宅には6キロのコカインと、現金が45万ユーロ(約7千万円)あったという。同居していた女性も逮捕され、どの程度関与していたか調べている。

ちなみに、警察が怪しんだのは、Deliverooの配達員なのに、一度もレストランなどでピックアップせずに、ただただ顧客の家を回っていたところだという。