バカンスもエコロなフランス人

投稿日時 : 2019/07/30 18:30

地方紙 La Dépêche紙のサイトより。
「バカンスで、フランス人はグリーンに染まる。」

先週、地方紙のためにBVAがフランス人のバカンスについて調査した結果が発表され、今朝のLa Dépêche du Midi紙がそれを紹介。

フランス人は、飲食や時間、運転、あるいは衣服については時に羽目を外すこともあるというが、調査したフランス人の79%は、「責任ある持続可能(durable)な観光」を心がけていると答えた。93%は、バカンスではないときも、環境問題に敏感であると答えており、バカンスとはいえ、それは変わらないようだ。

大多数ではないものの、38%の人は、環境問題を考えてバカンスを止めることもいとわないという。それでもバカンスに出かける人の8割は、バカンスの内容を決めるのに環境問題を考慮するという。

典型的なフランス人のバカンスと言えば、避暑地などに数週間滞在し、昼から庭などでバーベーキューをしながらひたすら毎日過ごすというものだが、このバーべーキューすら、環境問題(ゴミ、CO2、肉の消費など)を考えて、57%が控えると答えたという。

近年のこのフランス人の「エコロ」化・「緑化」はめざましく、上記の地方紙の記事でも、観光業界もこのフランス人の「緑化」は避けられない問題だと締めている。