ル・フロシキ

投稿日時 : 2020/12/25 18:00

「クリスマス・フロシキ:廃棄ゼロでプレゼントを包む」
マリ・クレール誌のサイトより。

おそらくフランスは世界で最も日本の「モノ」をはやく取り入れている国だろう。最近だと、食べ物で言えば、ラーメンのあと、そば、うどん、つけ麺が入り、どら焼きやお好み焼き、唐揚げも専門店がパリに進出している。わさびやゆずを料理に取り入れ始めたのもフランスだろう。モノでいえば、弁当箱、手ぬぐい、そしてフロシキも数年前からフランスで大きく取り上げられている。

異国情緒ではなく、21世紀のエコロで、環境に優しい生活様式としての「日本のモノ」で、日本だからというモノではなく、現代の生活様式にあったものがたまたま日本の伝統のなかにあったということだ。

このクリスマスシーズンにフランスのメディアが取り上げているのが、「le furoshiki」だ。この日本の伝統的な「技術」は、廃棄物ゼロで再生利用可能な方法で贈り物を贈るよい手段だと評価されている。