爆破予告愉快犯に最初の処罰

投稿日時 : 2023/10/24 17:30

「ヴェルサイユ:嘘の爆破予告犯に、執行猶予付き8ヶ月の禁固刑」
20 Minutes紙のウェブサイトより。

フランスの法相が、きつい言葉で表明していたとおり、素早かった。10月13日金曜日の高校教師殺害のテロ事件以降、フランスで続いている爆破予告。

教育機関や空港、そしてヴェルサイユ宮殿が特にターゲットにされているが、昨日、ヴェルサイユ宮殿に爆破予告電話をした30代の男性に対し、即時出頭の裁判で判決が下った。

男性は、それまですでに続いていた他の爆破予告に触発され、10月19日にヴェルサイユ宮殿に電話、「ルイ14世の王座がふっとぶぞ。じゃあな。避難させろ。」といい、これを受け1万人以上の観光客が避難したという。しかし、その翌日に逮捕され、週明けの昨日、判決が下った。

精神鑑定も行われ、パラノイア傾向がある精神分裂症で、当日は薬をとっていなかったというが、それを考慮しても、判決は、執行猶予付きの8ヶ月の禁固刑で、被害額については、今後決定され、それも弁償しなければならならず、さらに精神科での治療もすることも条件になった。

男性は反省しており、弁償するために貯金を始めるという。さらに現在すでに20以上の捜査が進行中だという。