2023年10月22日、パリ。レピュブリック広場。

投稿日時 : 2023/10/23 17:30

「パリでは、落ち着いた雰囲気のなか1万5千から3万人が“ガザでの即時停戦”を求める。」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

先日、親パレスチナのデモの開催を一律禁止することは法的に認められないとされたが、その後、はじめて、事前に申請されたデモが日曜日にパリで行われた。

警察発表では15000人、開催者発表では3万人がレピュブリック広場に集まり、平和のための即時停戦を訴えた。明日、火曜日にはマクロン大統領もイスラエルを訪問することになっており、今回の中東危機はフランスでもかなり大きな影をおとしているようだ。

ちなみに今回のデモは、左派系の40近い団体が共同で企画している。今のところは、落ち着いた平和な雰囲気のなかで行われており、政府や右派系勢力などが危惧している(あおっている)逸脱した行動はみられないようだ。

ただ、メディアやSNSでは、極右系、極左系など、過激な発言やコメントもではじめていることも事実で、これからクリスマスシーズンにかけてピリピリした状況は続きそうだ。