わずか3000人

投稿日時 : 2021/09/17 17:30

「Covid-19:ワクチン接種が義務のうち3千人が停職、数十人が退職」
Le Parisien紙のウェブサイトより。

9月15日からワクチン接種が義務となり、ワクチン接種を拒否する場合は給与もなく働くことができないとされた医療機関勤務者だが、翌日、木曜の朝、保険担当大臣、オリヴィエ・ヴェランが発表したところによると、停職となった人は3000人だったという。対象となる医療機関勤務者は270万人というから、停職になったのはごく少数で、医療体制の継続には影響はないとした。

さらに、この3千人のうちわけも、政府によると、現時点での停職で、そのうちにワクチンを打つだろうというニュアンスで、さらに、厳密な「医療従事者」はおらず、事務職員やアシスタントなどだという。

ちなみに、フランスと日本の重症患者数の比較(9月16日現在)

               フランス    日本
人口             6700万 1億2000万
重症患者数       1952     1743

医療システムはもちろん、「重症患者」の定義も違うかもしれないが、フランスはこれでも医療逼迫とはいわず、Tension hospitalière(医療逼迫)の数字は37.9%だ。