我慢は夏まで?

投稿日時 : 2021/01/21 18:00

「国会:6月まで延長される非常事態宣言に拡がる不快感」
Le Figaro紙のサイトより。

日本でも国会が始まったが、フランスの国会では、昨年の10月から続いている非常事態宣言(L’état d’urgence sanitaire:文字通り訳すと、衛生緊急状態)を6月まで延期するという法案が議論されている。

年末から止まったままのスキー場のリフトももうおそらくは動くことはなく、まもなく始まる冬休みも期待できそうもないという。さらに、レストランやカフェについても、4月初めの復活祭まで開けないのではという話も出始めた。

恐れられていた年末の感染状況はそこまでひどくはなかったが、もちろん良くもなく、フランス全土の外出制限となった。この外出制限の効果も今日、明日あたりからわかってくるというが、ワクチン接種への国民の意見も変わってきているとはいえ、まだまだ予断をゆるさない状況だ。