徳が高いフランス人

投稿日時 : 2022/04/08 17:30

「EUROMILLIONS:2億ユーロの当選者はその大部分を“地球を救うため”に使う」
4月6日付けのLe Parisien紙の紙面

4月6日のLe Parisien紙に記事が載ってから、他のメディアでも話題になっているのが、2020年12月11日に、史上2番目に大きな額を当選したフランス人が2億ユーロ(約260億円!)というジャックポットのほとんど全てを、環境問題のために使うという。2年前の当選時、すでにコロナ禍にあった病院にも寄付をし、彼が幼少期を過ごしたというアフリカの都市、Anyamaの名を冠したアソシエーションも創設して1年になるという。

当時から匿名を守る「ギィ」と呼ばれる男性は、フランス南部の出身で、管理職であったが、今は年金生活をしており、今後も名乗ることはなく、段階的にほぼ全ての当選金をこのアソシエーションのために使うという。

ちなみに、当選者が出るまで当選金が繰り越されるEUROMILLIONSだが、本日の発表での当選金額は7700万ユーロだという。