フランスでもまだパリテの途中

投稿日時 : 2020/12/17 18:00

「パリ市長があまりにも多くの女性を登用したために罰金:アンヌ・イダルゴ市長にとっては“ばかげた”決定」
地方紙Sud Ouest紙のサイトより。

パリ市の女性市長、アンヌ・イダルゴ氏が15日の会議で発表したところによると、先週、国からパリ市に対して、あまりにも多くの女性を管理職に登用したために、9万ユーロの罰金が科せられたという。

これは、日本ではまだまだ拡がっていないパリテ(男女平等)に関するもので、国会議員から始まり、地方議会でもパリテが進んでおり、法整備も含めて進んでいる。

ところが、罰金の対象となったのは2018年のことで、その後2019年には免除を適用する法律が制定され、これが実行にうつされたのが2020年6月からという。

従って、パリ市長によると、この決定は間違っており、ばかげているという。

日本から見るとフランスはパリテの先進国だが、とうのフランス、そこでもパリの女性市長にとっては、フラナスのパリテはまだまだで、さらにスピード感をもってパリテに到達する(今はしていない)には、より多くの女性を登用すべきとしている。