自宅待機と運送業者

投稿日時 : 2020/03/30 17:30

「運送業界組合が“働かない権利”を主張すると警告」
Le Figaro紙のサイトより。


フランスでは自宅待機が4月14日まで延長され、自宅待機の違反(認められている条件を守らない場合)は2回目(15日間で)からは200ユーロとなり、さらに厳しくなっている。政治家などもCOVID-19で亡くなる例が出てきており、フランスのCOVID-19の拡散は改善される明らかな兆候はないまま、日曜日からはサマータイムになった。

唯一機能している食料品店舗とその流通だが、その運送業者へのしわよせは厳しく、本日、運送業界の組合は「働かない権利(droit de retrait)」を主張するとしている。

運送業者の安全や権利を守るための条例などがすでに発動しているが、それでも運送業者としては労働環境(衛生面はもちろん、労働条件など)がこの「戦時下」では不十分だとしている。長距離移動で途中で食事を取るところも、シャワーを浴びるところも閉まっていたり、休んでいる人がいたりと、厳しいという。