フランスは全国光熱費支援

投稿日時 : 2022/11/28 17:30

「追加の光熱費小切手が届く:100〜200ユーロがまもなく受け取れるか知る方法」
地方紙Midi Libreのウェブサイトより。

年度初めにフランス政府が発表していたが、インフレの影響で生活が厳しくなっている世帯の光熱費を支援するために、数週間中に、1200万人にたいして、光熱費小切手(Chèque énergie)というものが送られるという。

これは、申告している年収の額によって、前年度の年収を基準にして100-200ユーロが支給されるというものだ。これまでの対象者は600万人弱だったが、今回はその倍の国民が対象になる。この小切手は、光熱費の支払いの際に使えるものだ。

いよいよ冬も本格的になりはじめ、フランスでもいつ終わるかわからないインフレと物価高で、住居の光熱費の問題はもちろん、貧困家庭では、生鮮品などが高くて購入できず、健康の問題も発生しているという話題も見られるようになってきている。また、冬場に活躍する民間支援のアソシエーションなども、今年は寄付やボランティアが少なく、それに反比例して多くなる支援を必要とする人たちにいかに対応できるか、危惧しているという。