クリスマスの後は

投稿日時 : 2019/12/26 18:00

「クリスマスプレゼントはもう売に出されている。」
(Le Figaro紙のサイトより)

日本ではフリマアプリが流行っているが、フランスでもそれは同じ。日本ではほぼメルカリが圧倒的なようだが、フランスでは複数のサイトがある。長いものではアメリカ系のebayやcdiscountはインタ—ネットが普及しはじめたころからある定番で、人気はleboncoin(月間ユニークユーザーは2800万という)。最近ではRakutenもフランスに進出している。

25日の昼、そのフランスRakutenによると、昨年は30万件だったクリスマスプレゼントの転売が、今年は50万件もあるという。100万は超えると予想されているという。

転売されている(つまりよくプレゼントにもらった)もので多いのは、レゴ、プレイモビル、ビデオゲームやボードゲームなど。eBayでは、ジョニー・アリディのCDやアステリックスのバンド・デシネなどだという。

これは特に悪いこととはされず、フランス人の二人に一人がクリスマスプレゼントを売っているという。クリスマスプレゼントに限らず、こうしたリサイクルや再利用は、環境のためや経済的にもどんどん伸びている。2010年には国民の15%が古着を買ったが、これが2018年には30%。ある調査によると、2018年の中古販売の市場は70億ユーロだという。