パリだけがフランスではない

投稿日時 : 2019/12/27 18:00

「クリスマス休暇:ストにも関わらず、コート・ダジュールの観光客数に観光業界はやや満足」
(地方紙Nice Matin紙のサイトより)

パリでは一時よりも運休しているメトロの線は減っており、バカンス期間に入ってそもそも人が少なくなっており、さらに1995年冬の大規模ストライキを越える長さになって人びとも慣れてきている(いい意味でも悪い意味でも)のか。それでもパリは停滞状態。

ただ、フランスはパリが全てではない。南仏では一時の悪天候から抜け出して天気が良いこともあり、また首都圏でのストライキなどを避けて来た人などで、観光客はそれほどストライキの影響を受けず、観光業界はわりと満足する結果がでているという。スキーリゾート ISOLA 2000やニースのCoulée verte、モナコのマルシェ・ドゥ・ノエル(クリスマス・マーケット)など、南仏の観光地はそれなりの人が集まっているという。

すでに年末以降、1月(あるいは2月)にフランスに行く予定の人は、可能ならばパリは避けるのもよいかもしれない。