フランスはワクチン接種三回目を準備

投稿日時 : 2021/10/27 17:30

「オリヴィエ・ヴェラン(保健大臣)は三度目のワクチン接種を受け、彼に続くように推奨」
仏版破風ポストのウェブサイトより。

昨日、日本の厚労省にあたるフランスの保健大臣(Ministre de la Santé)は、コロナウィルスの三度目のワクチン接種を受け、対象となる国民は同じようにするよう求めた。

ヨーロッパでは18歳以上には三度目のワクチン接種も必要という判断をしたが、フランスの場合は、段階的に三度目のワクチン接種を推奨し、まずは、医療従事者や、感染リスクが高い人の周りにいる人に三度目のワクチン接種を求める方針だ。

ヴェラン大臣は同時にインフルエンザの予防注射も打ったという。日本では、インフルエンザワクチンとコロナウィルスワクチンの接種は間を開けてということになっているが、フランスでは別の腕に打ってもよいようだ。

さらに、保健大臣によると、ワクチン接種を拒否してきたために勤務できなかった医療従事者も、その2/3がワクチン接種をして仕事に復帰しているという。

フランスの感染状況は、やはり日本より少し先をいっている感じで、しばらく前から新規感染者数は落ち着いており、日常生活も戻り、人々はまた外食はもちろん、ビズ—もハグもしはじめている。日本と同じように冬にかけての再拡大も恐れられている。ただ、日本よりも先に、感染再拡大とも見られる兆候も地域にによっては見られている。