3月と言えば

投稿日時 : 2021/03/01 18:00

「ガス、タバコ、臨時失業、家電…。3月1日から変わるもの」
Le Parisien紙のサイトより。

フランスでは毎年3月1日はいろいろな料金や規格などが変わるタイミングだ。

大きいのはガス料金。二月に比べて平均5.7%の値上げで、特に暖房をガスにしている家庭にとってはかなりの上昇となる。

ヨーロッパ規格に統一されることになるのが、冷蔵庫や冷凍庫、ワインセラーなどと、洗濯(乾燥)機や食洗機といったカテゴリーの家電で、エネルギー消費によるランク付けが明確にされる。

フランスでは定期的に行われているタバコの値上げもある。

コロナ禍関連でも、本来は2月末までだった2020年分のTickets-restaurantsは、有効期間が延長され8月末までになった。企業などの臨時失業制度(社員を一時的に失業とすることで、会社は社員に給料を払わずによくなり、社員も給与が保証される制度)についても、一部は給付金が減少されるものの、より厳しい業種については3月いっぱいは現状維持となった。

パリなどの学校では今日から冬のバカンスが終わっての最終学期にはいり、全く減らない感染者数のフランスでは学校での唾液検査や、そもそも今後の感染状況では休校もありえるかと話題になり始めている。