フランスではパンデミック第10波
投稿日時 : 2023/03/29 17:30
フランスのメディアでは1月に入ってからはずっと年金制度改革法案関連の話題ばかりが大きく取り上げられていたが、実は2月くらいから、Covid-19の再拡大が懸念しはじめており、ここ数日はその傾向が顕著になってきたこともあり、メディアでも大きく取り上げられ始めた。
そもそも、最初の感染拡大から、毎年この時期には感染の拡大がみられる傾向にあり、医療関係者は注意を呼びかけていたが、それが現実となってきた。陽性者数、実効再生産数などの数字も、パンデミックの始まりからすでに第10波になる兆候を示しており、2021年末から始まったオミクロン株ではすでに第6波になるという。
まだ注意喚起の程度で、具体的に新しい対策や制限などは示されていないが、医療機関ではとくに注意しているという。
年金制度改革問題については、与党側は、政府というか、マクロン大統領がなんらかの対応をすることで、反対運動が沈静化することを願っているとされるが、どのようなことがなされるかわからないという。一方、反対運動は、次は4月6日、つまり春のバカンスの直前に予定されている。
フランスではパンデミック第10波
投稿日時 : 2023/03/29 17:30
フランスのメディアでは1月に入ってからはずっと年金制度改革法案関連の話題ばかりが大きく取り上げられていたが、実は2月くらいから、Covid-19の再拡大が懸念しはじめており、ここ数日はその傾向が顕著になってきたこともあり、メディアでも大きく取り上げられ始めた。
そもそも、最初の感染拡大から、毎年この時期には感染の拡大がみられる傾向にあり、医療関係者は注意を呼びかけていたが、それが現実となってきた。陽性者数、実効再生産数などの数字も、パンデミックの始まりからすでに第10波になる兆候を示しており、2021年末から始まったオミクロン株ではすでに第6波になるという。
まだ注意喚起の程度で、具体的に新しい対策や制限などは示されていないが、医療機関ではとくに注意しているという。
年金制度改革問題については、与党側は、政府というか、マクロン大統領がなんらかの対応をすることで、反対運動が沈静化することを願っているとされるが、どのようなことがなされるかわからないという。一方、反対運動は、次は4月6日、つまり春のバカンスの直前に予定されている。