ロシアンミステリー

投稿日時 : 2022/04/27 17:30

「自殺か偽装殺人か? ロシアのオリガルヒの不可思議な連続死」
ラジオ局France Interのウェブサイトより。

大統領選挙が終わり、6月の議会選挙に向けて新たな動きが活発になっているフランスだが、メディアでは選挙以外の話題も再び大きく取り上げられ始めている。

もちろん、コロナウィルス関連も、数週間前に危惧されていたように新規感染者数も拡大することはなく、やや減少傾向にあることなどが取り上げられている。国際関連ではウクライナ情勢についても、常に最新の状況がそれなりの扱いで取り上げられている。コロナウィルスの話題もウクライナ情勢の話題も扱い方が比較的小さくなっている日本とはメディアの状況は違うようだ。

そこで取り上げられ始めているのが、ロシアのオリガルヒの6人が、2月末から謎の死を遂げている話題だ。ほとんどがロシアのガス会社、ガスプロムの関係者で、いずれも、妻子をナイフで殺害した後、首をつって自殺し、それを庭師や友人が見つけ、側には遺書のようなものがあった、という状況で、これがわかっているだけでも6人いるという。

さらに、発見された場所はロシアだけではなく、イギリスやスペインで、いずれのケースも自殺ではないのではないかと疑いがもたれ、現地警察などが調査を進めているという。

ロシアの同会社がポーランドとブルガリアへのガスの提供を停止するというニュースと同じタイミングだが、それに何か意味があるのか、真実がわかるときが来るのか。