日本では隣の国の状況も語られないが

投稿日時 : 2022/04/28 17:30

「Covid-19:コンフィヌモン(ロックダウン)の陰におびえる北京」
L’Opinion紙のウェブサイトより。

ゴールデンウィーク間近の日本では、政府もメディアも感染症対策についてはほとんど何も語らないまま、新規感染者数などの状況もそれほど改善はしていない。

フランスでは、新規感染者数は改善傾向にあり、フランスからみると何もしないままやり過ごそうとしている日本とは違って、かつての日本でも語られていた「ウィズコロナ」の暮らしが続いているように見える。日本よりも深刻にとらえらえているウクライナ戦争による社会/経済状況や、大統領選挙と6月の議会選挙という国内情勢もあり、コロナウィルスどころではないという事情もある。

それでも、パンデミックについては、ここ数日は中国の状況がフランスのメディアで取り上げられている。4月はじめから2500万人がすむ上海がロックダウンしたことから始まり、次は北京でもロックダウンが間近だと報じられている。