アンチ・ブラックフライデー

投稿日時 : 2019/11/29 18:30

「パリ:ブロック・フライデーが、ブラックフライデーに対抗してパリに進出」
20 Minutes紙のサイトより。

クリスマス商戦の開始を告げるブラックフライデーがフランスでも浸透しはじめて数年。特にアマゾンなどがフランスでも使われ出してからは特にこのアメリカ発の商法が流行り出した。

ところが、なにかにつけアマゾンに代表される巨大企業(しばしアメリカ発)に抵抗するフランスで、数日前からインターネットのSNS上で拡がっていたのが、ブラックフライデーに対抗した「ブロック・フライデー」。そこでみられるスローガンには、« L’abus de production nuit gravement à la planète »(生産の過剰は地球を害します【タバコやアルコールの注意喚起をもじる】, « surconsommer tue »(消費過剰は死に繋がる) « stoppons la grande braderie de la planète »(地球を安売りさせるのを止めよう)など。

これはフランスだけではなく、世界的な運動で、中心となっているのが、Youth for ClimateとExinction Rebellionで、いずれもフランスの若者を中心に支持を集めている団体だ。各SNS上では世界共通のハッシュタグ BlockFridayで拡散中だ。

パリだけではなく、フランスの幾つかの都市でデモなどが予定されている。