まもなくブルターニュ産のワイン!?

投稿日時 : 2024/04/01 17:30

「気候温暖化とワイン造りが、ブルターニュが誇りを持つ新しい理由を与える」
仏版Huffpostのウェブサイトより。

3月26日、科学誌『Nature』で発表されたのは、気候変動とワイン畑に関する研究。

フランスの地方別に、気候変動による気温上昇、そして水不足によるワイン用のブドウ畑の将来について発表された。

それによると、現在、そしてこれまでワインの産地であった地中海沿岸の南仏はもとより、スペインやイタリアなどでは、気温上昇だけではなく、水不足によって、ブドウ畑の維持は難しくなってくるという。

しかし、逆にこれまでは余りブドウ畑の栽培が芳しくなかったが、歴史的にはワインを造っていたパリ地区などでは、いままでよりもブドウ栽培がやりやすくなるという。

さらに、これまでは全くブドウ栽培に適していなかったブルターニュ地方では、新たにワイン用のブドウ栽培が可能になるといい、すでに実験的にワイン造りを始めているところもあるという。

2030年から2060年の間には、シャルドネやソーヴィニョン、ピノノワールなど、定番のワイン用ブドウの栽培が可能になるという。