フランスは、フェスもエコロ

投稿日時 : 2021/07/08 17:30

「カンヌ映画祭2021:水のボトルもなし、レッドカーペットの交換も減少…。よりエコロをめざすフェスティバル」
国営地方テレビ局 Provence Alpes Côte d’Azurのサイトより。

例年は5月上旬だが、コロナ禍(のおかげ)で、今年はバカンスシーズンが始まる7月の開催になったカンヌ映画祭。感染症対策でもちろん集まる人はすくないが、会場となるカンヌのビーチ付近では、海水浴客もみられるなど、特別な雰囲気になっている。

二年ぶりの開催、しかも長く続いたコンフィヌモン(自宅隔離、ロックダウン)と映画館の閉鎖の後とあって、よい雰囲気のようだ。

このカンヌ映画祭、今年からより環境に優しく、「エコロ(フランス語でもécolo)」なフェスティバルとする試みをはじめた。これまでは22000もあった水のペットボトルを廃止。これまですべてガソリンやディーゼル車だった車は60%を電動またはハイブリッド車に。紙のパンフレットなども半分に削減。すでに完全にリサイクル(可能)製品だったレッドカーペットも使用量を半減。など、12日間の開催期間で、12の目標を掲げた。

カンヌ映画祭は17日(土)まで続き、自転車ロードレース、ツールドフランスも次の日の日曜日にパリでゴールとなっている。