フランス人とオリンピック。

投稿日時 : 2024/03/26 17:30

月曜日に発表された世論調査によると、7月26日から始まるパリ五輪について、実にフランス国民の37%だけが「とても待ち遠しい」「すこし待ち遠しい」と答え、「あまり待ち遠しいとはいえない」「全く待ち遠しくない」は57%もいたという。

これはフランス人があまりスポーツに興味がない国民だからか、批評精神にたけ、客観的な(あるいは冷めている)国民性だからかともいわれている。当然、パラリンピックに関してはさらに関心は薄いという調査結果になっている。

それでも、オリンピックでのサッカーに関してはなんとか興味があるものの、他の競技に関してはそこまでの関心はなく、スポーツ自体というよりも、それに伴うパリの宿泊料金の値上げや、様々な便乗値上げ、最大限の警戒態勢、そして公共交通期間などの値上げなど、生活への影響が懸念されており、パリやパリ周辺からはフランス人はいなくなるか、この機会にお金を稼ぐかという選択肢が多そうだ。