高校教師が生徒のために

投稿日時 : 2019/02/07 18:00

20minutes誌のサイトより。「トゥールーズ:高校改革に反対、担任教師が辞職」

日本でもセンター試験が刷新されることになっているが、フランスでも2021年にバカロレアが大きく変更される。これに向けた準備の一環で政府は高校の改革も進めている。

フランスの教育システムや新しい改革については、細かく解説しないが、簡単にいえば、高校生から専門分化を進めるということになるだろうか。

そのような専門分化は生徒のためにならないとして、トゥールーズの高校教師130人が辞職願いを出した。高校1年で、大学で学びたい学問につながる専門分野を決めなければならないのだ。選ぶ生徒や親への負担もあるが、それを指導する側の負担も大きくなるし、それだけの負担が、数年後に結果(希望する大学・学部で学ぶ)として得られないのではないかという考えだ。

教育省のサイトから:新しい高校教育のシステム。これまでの文系、理系、社会経済系などという分け方はなくなる。