フランスのスーパーの現状 2024年3月

投稿日時 : 2024/03/28 17:30

「調理済み食品:消費者団体によると、加工品の2/3の原材料の産地が不明」
国営ラジオ局France Infoのウェブサイトより。

フランスでも様々な調理済み食品が売られている。パスタ系やラザニア、リゾット、サラダ系、スイーツも。

本日、フランスの消費者団体UFC-Que Choisirの調査によると、フランスで販売されているこうした加工食品の69%の原材料の原産地が不明だったという。さらに詳しく言うと、47%がまったく表記されておらず、22%は「ヨーロッパ産」であるかないかという曖昧な表記だったという。

原材料ではとくに穀物関係や野菜の原産地が不明なものが多く(84%)、ついで鳥肉(64%)、豚肉(38%)、牛肉(32%)となっている。

フランス政府は5月までに原材料の原産地をわかりやすく表示させる仕組みを発表することになっているが、消費者団体は、こうした表示は義務化しなければ意味がないと警鐘をならしている。