アフターコロナは緑色

投稿日時 : 2020/06/02 17:00

「パリの市議会選挙:社会党現職市長アンヌ・イダルゴは、エコロジストと同意に至る」
国営ラジオ局France Infoのサイトより。

本日からフランスはほとんど日常生活に戻る。学校も再開、100kmまでの移動制限もなし、カフェやレストランも制限付きでもオープン、ジョギングもできるし、スポーツジムも開く。

そして3月に一次投票があったあと、延期されていた市町村議会議員選挙の第二回投票は、6月28日にきまり、政界ではさっそく選挙戦が始まっている。

フランス各地で力を伸ばしているのは、エコロジストだ。この傾向は以前からあったが、この「コロナ禍」で政権与党は力をよわめ、保守系政党は連携できずにいるなか、エコロジストたちが各地で連携を強めている。

とくにパリ市は、もともと現市長で社会党のアンヌ・イダルゴ氏が場合によってはあやういとされていたが、エコロジストとの合意にいたったことで、再選はほぼ確実といわれている。パリ市ではそれぞれの党が環境に配慮した政策を提案していたが、エコロジストがヒダルゴ氏の社会党と協調して、第二回投票で確実に勝とうとしたものという。これで結果的に、パリ市ではより環境に配慮した施策が進められることになるだろう。

また、今朝の発表で今年の夏のソルドは7月15日から始まると決まったという。

すっかりバカンスへ向けてまっしぐらのようなフランスだ。