フランスはマスク着用義務を拡大中。

投稿日時 : 2020/08/03 18:30

「屋外でもマスク着用義務:拡大する施策なのか?」
L’Express誌のサイトより。

日本ではなんの具体的な政策も示されず、実行されないまま、感染者の数字だけが伸びているが、フランスは次々と対策を実施している。本日からは、感染者数が伸びているマイエンヌ県では、外出時もマスク着用が義務となった。他の県でも同様の措置を執り始めることがあり、これは各県知事がその権限で発動できるという。

主に西部が多いが、日本人にも馴染みがある都市でいうと、北部ではリール、東部のストラスブール、エビアン、アヌシー、南仏でも、カンヌ、ニース、ニーム、そしてビアリッツなど。屋外とはいえ、特定の地区に限られる場合もあるが、密になりやすい場所をピンポイントで制限するということだ。

夏のバカンスシーズンにこの厳しい措置は、旅行客が寄りつかない、という意見もあるが、逆に、この措置があるおかげで安全にこれるという意見もあるという。

バカンスモード中のフランスとはいえ、どんどんと具体策が実施され、9月からの新年度についても様々な動きがでてきており、ニュースを見ている限り、通常のバカンス期間とはまったく違うフランスの夏だ。