大統領と市長たちの6時間の対話

投稿日時 : 2019/01/16 17:00

BFMなどのテレビ局ではライブ配信を行った。

2019年1月15日、ジレ・ジョーヌの運動に答える形でマクロン大統領が提案したLe Grand Débat(大討論)が始まった。

フランス全土から集まったのは、600人近くのMaires(市長:下記参照)。7時間近くの間、マクロン大統領が質疑応答に答えた。15時に始まって、終わったのが22時近く。若い大統領だからできる技なのか。時にはジョークや笑いもまじえてのまさに「大討論会」だったが、外ではもちろん「マクロン辞めろ」というジレ・ジョーヌたちもいた。

まだ始まったばかりだが、すでにホームページも開設。対応の速さに、結論・結果の速さも伴うか。そしてジレ・ジョーヌたちの反応は? ジレ・ジョーヌの運動はシーズン2に入ったかに見える。

Maire(市長):行政区分が日本と違うので、日本の市長とは違う。国民(市民)の生活に最も近い存在が市(commune)で、3万以上のcommuneという行政区分、つまり3万人以上のMaires(市長)がいる。日本の市町村は1700近く。日本の小学校数が2万近くなので、日本の小学校の学区くらいの単位・規模で行政区分・サービスがあることになる。