大統領とパリ五輪・パラリンピック

投稿日時 : 2023/10/06 17:30

「エマニュエル・マクロンは次の日曜日、パラリンピック・デイに参加」
スポーツ誌L’Equipeのウェブサイトより。

フランスでは日本でも話題にされているトコジラミ問題で、来年のパリオリンピックへの影響も語られている。先日は、パリのファッションウィークに来ていて、五つ星ホテルに泊まっていたモデルも、トコジラミの被害に遭ったかのような写真をSNSに投稿したり、高校でもトコジラミが見つかったというニュースがある。

パリ五輪については、セーヌ川沿いにあり、パリの風景でもあり、世界遺産にもなりうるとまで言われる「ブキニスト」問題も再熱している。オリンピック委員会やパリ市は、セーヌ川で行われる開会式の時はブキニストたちを移動させたいが、ブキニストたちは抵抗している。パリ市は、「ブキニスト村」のようなものを用意するという提案もしたが、受け入れられず。まだ落としどころは見つかっていない。

それでもパリ五輪の準備は進んでおり、来週の月曜日には、パラリンピックのチケットの販売がはじまる。そしてそのプロモーションもかねて、日曜日は、「パラリンピック・デイ」として様々なイベントが催され、マクロン大統領も参加するという。

ちなみに写真は、来年のパリ五輪が決まる前の2017年、パラリンピック・デイで、フランスの車椅子テニスの金メダリストと一緒にテニスをする大統領。